1998-03-25 第142回国会 参議院 予算委員会 第10号
しかるに、敗戦国にのみ戦争犯罪の責任を追及するということは、正義の立場から考えましても、基本人権尊重の立場から考えましても、公平な観点から考えましても、私は断じて承服できないところであります。世界の残虐な歴史の中に、最も忘れることのできない歴史の一ページを創造いたしましたものは、すなわち広島における、あるいは長崎における、あの残虐な行為であつて、われわれはこれを忘れることはできません。
しかるに、敗戦国にのみ戦争犯罪の責任を追及するということは、正義の立場から考えましても、基本人権尊重の立場から考えましても、公平な観点から考えましても、私は断じて承服できないところであります。世界の残虐な歴史の中に、最も忘れることのできない歴史の一ページを創造いたしましたものは、すなわち広島における、あるいは長崎における、あの残虐な行為であつて、われわれはこれを忘れることはできません。
と申し上げますのも、警察官の職務執行に関しまして、権利の乱用のおそれがあってはたいへんだ、そういう危険性もある、こういうので、警察法、警察官職務執行法あるいは警備細則あるいはまた拳銃警棒等使用取扱規程等には、常に乱用を戒めて、基本人権尊重に当たらねばならない、こういう倫理規定を置いておるわけです。
昔の子供だったら自分は貧乏人に生まれたからまあやむを得ないのだというあきらめ、それから山の中に生まれたのだから、炭焼きでもしていくとかというようにあきらめるけれども、今のいなかの子供に聞いてごらんなさい、自分は悪いことを何もせぬ、一生懸命やっているのに、どうしてこんな生活をしなきゃならないのだろうか、あんな人とこんなに違うのだろうかと不思議でならない、こういう基本人権尊重の憲法からきた権利意識をしっかり
次に伺いたいのは、このたびも人権擁護局は一人の定員減をされようとしているわけですが、行政管理庁は一体どういうふうにお考えになつておられるのか、もう少し私は申上げて伺いたいと思うのですが、私がここで申上げるまでもなく、今の憲法は主権在民と基本人権尊重というのは大きな新憲法の柱になつておると思うのです。
しかるに、敗戦国にのみ戦争犯罪の責任を追究するということは、正義の立場から考えましても、基本人権尊重の立場から考えましても、公平な観点から考えましても、私は断じて承服できないところであります。(拍手)特にB、C級の戦犯に対しましては、その行為が残虐であつたということによつて、いまだに釈放されておらぬのでございますけれども、戦争が残虐であることは、私どもがただいま申し上げた通りであります。
そういうときに、一方だけをぐつと進んだものにして、一方は退いている、こういうところのアンバランスというものが、私は能率という立場から言つても、或いは公務員の基本人権尊重というような立場から言つても遺憾なことが出て来る。そういうことを私は考慮して、やはりこの実情に沿つたところの公務員法を制定しなければならぬ立場からこういうことを質問しているわけです。
それであればこそこの民主憲法は、いわゆる三十五條は、徹頭徹尾さような役人の便宜のためにするような行政事務執行のただあらゆる便宜を図つて、民間の、相手の基本人権を無視するような行動というものを封鎖するのが、いうまでもなくもともとこの基本人権尊重の趣旨でなければならないと思いますから、全く通常の行政事務執行のために、いかなる地方においても、一般の行政機関をして随意随時に、私共の住居、事務所に向つて臨檢捜査